FFCテクノロジーとは、木材・建材・クロス等の素材に含まれる水分(結合水)に水溶性の 2種類の鉄(Fe2・Fe3)ミネラルを最新技術により含浸させる技術です。
現代の木材は酸性雨や大気汚染の影響を受け、木材そのものの機能が落ち健康な素材とは言い切れなくなっています。
また建材・クロスを始め漆喰 (シックイ)・珪藻土(ケイソウド)等も化学薬品を使用して商品化されています。そのような化学物質等に、FFCテクノロジーを活用し、2種類の鉄ミネラルを含浸させることで、化学物質の害を最小限に抑える事が出来るようになりました。
この最先端技術であるFFCテクノロジーは、ハーバード大学や国内の大学等によって研究がなされ、その効果が証明されております。
細胞組織を堅牢にすることで、樹木自身がつくりだす腐敗菌などを抑える薬効・除菌・脱臭・除湿効果、マイナスイオンの発生による森林浴効果などが高まります。また、遠赤外線放射効果が上がり新陳代謝を活発にし、免疫力を強める健康バリアをつくりだします。
木材・合板・クロス・布・ガラス・金属・珪藻土・漆喰・皮・紙等の建材に最先端技術のFFCを活用することで、健康安全住宅をつくるために、カビ感染菌等の増殖を抑制し、室内に住む善玉常在菌の働きを活性化させ、良質な室内空気を実現する免疫バリアの健康な住環境をつくりだします。
最近、カップラーメンを食べた人が「異臭がする」と訴え、調べてみると、相次いで有害な化学物質が検出された事件をご存知でしょうか?
一般に、カップラーメンの容器は何層ものコーティングが施されてていますが、カップラーメンの近くに化学物質が置いてあると、その容器を通して、中の麺を汚染するということが判明。
私たちが住む住空間でも、新築の臭いがする部屋に住み始めると、その建材に使われている化学物質が、皮膚を通じて体に侵入し、健康被害が起こるということがわかりました。
これが、胎児の複合汚染につながり、非常に危険です。このような問題を解決するため、「免疫住宅」は開発されました。
人間がこの一生の中で、摂取する物質の重量比は、多い順に並べますと、吸い込むもの(83%)、飲み物(8%)、食べ物(7%)の順になります。その吸い込むものの中で、もっとも大きな比重をしめるのが「自宅の空気」。実に、人が一生涯で摂取するものの総重量の56%をしめる計算になり、私たちの人生に大きな影響を与えています。
これまで、殺菌加工・抗菌加工・防虫加工・防カビ加工といった悪玉菌を消滅させるために施した建材を多用し、無菌状態に近づけることが、健康への安全対策とされてきましたが、これらの加工が、私たち人間の生理機能をたかめる善玉常在菌を抑制することがわかってきました。
すでにベビー服業界では、抗菌加工の害を認識した取り組みが行われています。乳幼児の皮膚を守っている善玉常在菌の数を減少させる抗菌加工を見直し、自然素材のままの素材が中心となっています。住宅の内装の抗菌加工の中での生活は、生体のバランスを崩し、ストレスをはじめとした免疫性の低下が報告されています。
琉球大学工学部 環境建築学科共同研究 那覇市(有)丸親建設共同研究(免疫住宅加盟店)
※この実験は新築引渡しの前の、住宅内で行われた実験です。
ヒトが吸収できる遠赤外線は10〜14ミクロンが許容範囲とされていますが、
FFC加工された商材は、ヒトが吸収できる範囲の放射率に保たれています。
25℃/24時間経過後
シャーレ@、Aとも、善玉常在菌・悪玉菌を同数、24時間培養した後の結果写真。
この実験では、FFC活用クロスにおける善玉常在菌の増殖を確認した。この実験により、乳酸桿菌類などの有益な菌は増殖し、悪玉菌である MRSA(院内感染菌)の増殖を抑制させることが確認されました。
25℃/24時間経過後
この実験は、FFC活用木材における細菌の増殖を確認したものです。この実験により、悪玉菌であるMRSA(院内感染菌)の増殖を抑制させることが確認されました。
アトピー性皮膚炎は、患部にブドウ球菌が感染して症状が悪化するとされています。
※アトピー性皮膚炎悪化の原因究明・たんぱく質の増加として毎日新聞(平成18年5月29日付)に掲載されています。
25℃/24時間経過後
この実験は、FFC活用木材における細菌の増殖を確認したものです。この実験により、乳酸桿菌類などの有益な菌は増殖し、悪玉菌であるMRSA(院内感染菌)の増殖を抑制させることが確認されました。
FFCを活用した資材は、身体に有益な微生物(善玉常在菌)の増殖を助けます。逆に、害になる微生物(悪玉菌:細菌、カビなど)は抑制します。善玉常在菌も、悪玉菌も、すべての微生物を殺してしまう化学的抗菌材と違って、身体にも優しいことが、この実験からわかります。
部屋のカビやダニの発生を抑制するFFC 活用の建材は善玉常在菌は増加し悪玉菌は減少!!
※出典:福岡大学医学部免疫学微生物教室
市販のフローリングを2枚にカットして行った実験です。FFC免疫活用されたフローリングの上では床ずれを起こす緑膿菌は10万個を散布したにもかかわらず、25℃/24時間後には10個以下に消滅し、また一方、無活用のフローリングは同じ条件下で10万個が590万個に増殖していき、いかに FFC活用したものがヒトの健康を維持するのに効果があるかを示しています。
福岡大学医学部 教授 黒岩中
FFC木片はマウスやヒトの角質細胞を2倍に促進。分化も促進。
さらにマウスの色素芽細胞・色素細胞を2倍に増殖。ヒトの色素芽細胞も2倍に増殖。
これらの結果ヒトを含め動物はFFCの木に囲まれていると皮膚の細胞が同等に活性化される可能性が考えられます。皮膚の細胞が入れ替わり促進され、皮膚が健康に保たれる可能性が大きいといえます。
シャーレーの下に敷かれたFFC加工された板が、ガラスのシャーレーを通して、皮膚を活性化することが確認されたことを考えますと、FFCの床材にジュウタン等を敷いたとしても、居住者(ヒト)にも効果があると考えられます。